満尾医院 内科

 

抗加齢療法

診療案内

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診察は、月2回の木曜日午前のみ診療となります。
 
初診の方は、満尾クリニックを受診していただくようにご案内しております。
 
【受付時間】午前 9:00〜12:00

抗加齢内科医療

 

アンチエイジング医療とは

元気に長生きをしたいのは人間の偽りのない願望です。抗加齢医療は1990年頃から米国を中心に始まった医療であり、一言にするならば予防医療を積極的に行うことを意味します。血液検査においては約100項目に及ぶ内容を調べることにより、栄養状態、ビタミンや脂肪酸の過不足、ホルモンのバランスを調整することが当院で行う抗加齢医療の特徴と言えます。
 

キレーション治療

当院ではキレーション治療と栄養療法を中心とした抗加齢医療を行っています。キレーション治療は1950年代から米国を中心に始まった点滴治療であり、有害金属の排泄促進や動脈硬化の治療や予防の効果が期待されます。
 

栄養療法とは

キレーション治療は栄養療法との併用で効果を発揮します。栄養療法では、必要な栄養素をサプリメントの形で摂取し栄養状態のバランスを保ちます。基本となる総合ビタミン、ミネラルにはじまり、抗酸化作用を有するサプリメントや、眼疾患に対するサプリメントなどのアドバイスを行っています。
 

オリゴスキャン(体内ミネラル測定器)

オリゴスキャンは、体内のミネラルや有害金属の蓄積を測定する検査方法です。手のひらの4カ所に光を当てるだけで、痛みもなく数分で測定ができます。この結果を活用することで、キレーション治療・栄養療法など、今後の健康維持対策についてより効果的なアドバイスを行うことができます。
当院ではこのオリゴスキャンの活用に向けて現在準備を進めています。予約制にて承りますので、ご興味ある方はスタッフまでお問い合わせください。
 

UV点滴 紫外線照射による免疫増強

抗生物質が発見される前の時代、感染症の治療目的で使用されていた治療機器で紫外線を照射し、血液中の病原性微生物を弱毒化していました。20世紀初頭、感染症対策の切り札としてヨーロッパを中心に活躍していた治療法でした。
しかし、抗生物質の登場とともに次第に姿を消してしまいます。時代は流れ抗生物質全盛時代を迎えますが、ここで生まれた想定外の問題が抗生物質が効かない耐性菌の登場です。治療手段として抗生物質を使えば使うほど耐性を持った細菌が増えてしまうという困った状況が、世界各地で生まれています。こうした状況を踏まえて日本の厚労省もようやく重い腰を上げ、風邪症状には抗生物質の処方を控えるよう2017年に勧告を出しています。

そこで再度脚光を浴びた治療法がこの紫外線治療器でした。この治療法であれば、耐性菌を作ることもなく安全に感染症の治療ができるからです。細菌だけでなく、真菌やウイルスなど治療が難しい病原性微生物に対しても効果が期待できます。現在米国やドイツなどを中心に1,000施設以上で利用されている治療法です。

このUV点滴、当院でも2年ほど前から行っています。原理はいたってシンプルで、希釈した血液に紫外線を照射するというものです。具体的には、血液40mlを採血しこれを生理食塩水で5倍に希釈します。この血液を特殊なチューブを使って体内に戻す際に、専用の機器で紫外線を照射するというものです。所要時間は30分程度ですので、キレーション治療や大量ビタミンC点滴と組み合わせて行うことも可能です。
対象疾患は、風邪や急性上気道炎、免疫機能の低下を伴う疾患として、自己免疫疾患、重症感染症、ウイルス感染などがあります。詳細についてはスタッフまでお問い合わせください。

医師紹介

担当医:満尾 正

 

経歴

1982年北海道大学医学部卒業。杏林大学救急医学講師、ハーバード大学外科栄養代謝教室研究員、救急振興財団教授を経て2002年、キレーション治療を中心とした抗加齢医療専門クリニックを開業、現在に至る。著書に「125歳まで元気に生きる」小学館など多数。
 

資格

日本抗加齢医学会認定医、米国抗加齢医学会認定医、医学博士
 

役職

満尾クリニック院長・医学博士。日本抗加齢医学会理事。
ACAM(米国先端医療協議会)理事。

提携・紹介病院

 

満尾クリニック

東京都渋谷区広尾1-1-7-802
TEL. 03-5774-0125
詳細は、満尾クリニックホームページをご覧ください。

著書紹介

ハーバードが教える 最高の長寿食

2023年12月発行

食べる投資 ハーバードが教える世界最高の栄養レシピ100

2021年5月発行 監修

世界最新の医療データが示す最強の食事術

2020年11月発行

医者が教える「最高の栄養」

2020年10月発行